理事長・院長メッセージ
外来、デイケア、リワーク、訪問看護のスタッフが一丸となり
「こころの病」に立ち向かってまいります。
医療法人 明心会
理事長 舟橋 利彦
私が医師になった1980年代、「こころの病」はあまり日の当たらない病気でした。患者さまご自身やご家族の中には、一生の不幸を負ったような捉え方をされる方もいました。1988年「仁大病院」(愛知県豊田市)を開設した当時も、そうした雰囲気はありましたが、2007年リワークセンター併設「ルーセントJ’sクリニック」(名古屋市)を開設した頃から、ようやく「こころの病」は社会全体でサポートしていくべきものといった認識を持てるようになりました。しかしながら、この病気は簡単には治ってくれません。
「こころの病」の予防・治療・社会復帰に、よりいっそう力を注ぐため、2022年6月「上豊田こころの絆クリニック」を開設しました。これまで培ってきた経験を活かしながら、外来、デイケア、リワーク、訪問看護のスタッフが一丸となって、ご本人、ご家族と共に「こころの病」に立ち向かってまいります。
「こころの病」に苦しむ必要はありません。まずは私たち専門家にお気軽にご相談ください。
「頑張っていない」と思っても心身は疲れていることがあります。
お一人で悩みを抱えたりせず、まずはお気軽にご相談ください。
院長 酒井 真弓
こころの悩みに助けを必要とする人々が年々増えています。周りに心配かけたくない、こんなことで落ち込むのは自分だけではないかなどと、一人で抱えていませんか。ネット環境や、コロナ禍を機に対面で人と話す機会が減り、孤独感を強めている方もいることでしょう。元々話すことが苦手な方もいるでしょう。話をしても解決するとは限りませんが、「誰かに会う、少しでも話を聞いてもらう」行動そのものがこころのケアの第一歩だと思います。
上豊田こころの絆クリニックでは、そのような方々の気持ちに寄り添い、適した治療やサポートができるような、あたたかい医療をめざしています。スタッフと共に、少しでも安心できる生活のお手伝いができれば幸いです。
こころの病の回復に向けたネットワーク
各施設の密接な連携により、こころの病の早期発見・早期治療、統合失調症などの急性期治療、ストレスケア病棟、リワークセンター、デイケアにおける回復期治療、さらには職場復帰支援までトータルにサポートします。
上豊田こころの絆クリニックの特徴
アクセス良好
名鉄鶴舞線上豊田駅から南に徒歩2分、クリニック前の道路を挟んで200台の駐車場を確保しています。
19時まで診療
お勤めの方も受診しやすいよう、月曜から金曜は19時まで診療を行います。
受付終了は18時30分まで。
3つのプログラム
デイケアは、全体で150人の方を受け入れることができます。「P’sリワーク」「O’sリワーク」「L’sデイケア」と3つのプログラムを用意し、復職支援、社会復帰支援を行います。心身の健康のために、フィットネス機能も充実させています。
引きこもりがちの方への
サポート
併設の「J’sワークス(B型就労継続支援施設)」や訪問看護とも連携し、引きこもりがちの方へのサポートを十分に行っていきます。